高知2日目

高知の2日目、昼まで寝かせてもらってからとりあえずご飯。
前夜に深酒をしているので、胃がもたれて食べられないかと思いきや、
ぺろっと食べてしまった蔵木のつけ麺(笑)
高知でお気に入りのつけ麺屋さんです。
高知名物という屋台餃子も一緒に♪
小ぶりのひとくちサイズながら、餡がぎっしりで美味しい♪
味玉つけ麺を食べたけど、写真撮るの忘れました。

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今回は特に、一人で過ごす時間が少なく、
夜はお風呂をいただいて部屋に戻ってもソッコー寝てしまったりで、
スマホをいじるタイミングが無かったせいか、
ツイートもあまりしなかったし、写真も撮れなかったので、
結果、ビールの写真ばかり残ってしまいました(笑)

天気は一日中あいにくの雨でしたが、もともと「リハ日」ということで、
リベルテに戻ったら午後はずっと室内にこもってリハーサル。
翌日のセットリストを考えながら、ピアノ弾いたりギター弾いたりしてました。
あのアンティークな空間で唄うと、不思議と情感豊かに聴こえます。

夜はこどもの図書館に向かい、あんさんぶる♪たんぽぽさんのリハーサルにお邪魔してきました。
せっかくなので何か共演したいと思い、たんぽぽさんが歌うほうの「ルナ」のアレンジにギターを合わせてみます。
曲の伴奏やコードはもちろん、歌のメロディーも合唱用のアレンジに変わっているのですが、
前回の10月、台風の高知で初めてたんぽぽさんのルナを聴いたときより、
もっと曲想が豊かになっていて、合唱のクオリティが格段に上がっているのを感じました。
ものすごくたくさん練習を重ねてくださっているのがわかるほど、完成度が上がっていて、
初めて聴いたときとはまた別の感動を味わいました。
前回のルナは、自分の曲を皆さんが歌ってくださっているという感動。
今回のルナは、合唱としてハーモニーの素晴らしさを感じられる感動。

それもそのはず、実は先日1/28(日)に行われた高知合唱アンサンブルのコンテスト&フェスティバルにて、
あんさんぶる♪たんぽぽさんが10年ぶりにエントリーして、
フェスティバル部門で「ルナ」を歌ってくださったのです!
このために、1ヶ月以上「ルナ」だけをずっと練習し続けてくださっていたのだとか!

そのときのプログラムを大野さんがプレゼントしてくれました。
審査員の中に、「ルナ」の合唱アレンジをしてくださった柳井先生のお名前も!

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有名なJ-POPソングや往年の名曲が歌われる中に混じって、
公式な演奏会でCheri*の「ルナ」が歌われるなんて、
大袈裟ではなく、ほんとうに、
全国初、高知発の合唱曲「ルナ」の誕生です。

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たんぽぽさんとのリハでは、ルナだけではなく、
アンコールがてら何か一緒にわいわい歌える曲をやりたいな、と思い、
カバー曲のレパートリーの中から「世界に一つだけの花」「上を向いて歩こう」「木綿のハンカチーフ」のどれか、
一緒に歌いませんか?と提案したのですが、
なんと事前に大野さんが「もし気に入った曲があったら、で良いので」と、
Cheri*の曲の音源と歌詞をたんぽぽの皆さんに渡してくださっていたらしく、
皆さん何度も聴いて、歌詞を見ながら歌えるくらいになって来てくださっていました!
しかも、なんと「kisuiiki」「Dancing Snow」「居場所」の3曲とも!!
せっかくだからCheri*さんの曲を歌いたい!とまで言ってくださって、
提案した曲が却下されるという、こちらはもうなんともびっくりの状況!!!

ほんとにいいんですか!?と恐縮しまくりながら、
昼間に考えたセットリストをいったんすべて白紙に戻して、曲を組み替える。
急遽、Cheri*のステージ中にも「バックコーラス」として参加していただくことになりました!

一緒に歌う部分のリハーサルを終えた後は、たんぽぽステージの練習もあるので、
Cheri*と大野さんは撤収して帰ったのですが、
ふたりとも感慨深い想いを語りながら歩いて帰り、居酒屋でビールを飲まずにはいられませんでした(笑)
鯨の刺身!

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種をまいた大野さんご自身も、希望者や有志数名が参加してくれたらいいな、という思いだったそうですが、
まさか3曲とも全員が音源を聴いて、歌に参加してもらえるとは思ってなかったそうです。

私にとっては、
たんぽぽの皆さんが大野さんの想いを汲んで、もし社交辞令で「ぜひ」と言ってくださっていたとしても、
1回や2回聴いただけでは曲は覚えられないわけですから、
カラオケ的に歌えるくらいまで聴いて来てくださるというのは、
やはりメンバーの皆さんそれぞれが「歌おう」と意欲的に考えてくださったからに他ならないので、
その事実が本当に本当に嬉しかった。

しかも練習の合間にも「♪雪の妖精が踊る~」と鼻歌を口ずさんでくださったりして、
「耳に残って、つい歌っちゃう」みたいな風景を垣間見れて、めちゃくちゃ嬉しくなりました。

こんなことは2010年の東京ダンスオペラ(芝居あり歌ありダンスありの市民参加型舞台)に音楽担当で参加したとき以来、
Cheriの「Rainbow」を主題歌として若い子たちに歌ってもらったときのことを思い出しました。
あのときも稽古場で、休憩のときでもみんなが「Rainbow」を口ずさんでくれた。

私は本当に幸せな音楽人生を歩かせてもらっているなあと、改めて思いました。

高知で種をまいてくださった大野さんも、
その種を芽吹かせてくださったあんさんぶる♪たんぽぽさんも、
本当にありがとうございます!!

リベルテのライブ、頑張ります!!