10周年おめでとうございます!

京都祇園SILVER WINGSライブ、ありがとうございました!!
10周年、本当におめでとうございます!!
そして聴いてくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

私がCheriを始めたときに決めたことは「10年後も同じ歌を唄っていられる、そんな曲を作る」だった。
人として大切なことだったり、
普遍的なものだったり、
ずっと褪せないものだったり、
そういういつまでも残り続けるような価値だったり、そんな想いを込めた作品を届けたい、だった。
「唄いたい」「ライブしたい」じゃなかった。
「作品を届けたい」っていうのが、まずはじめにあった。
思えばそれから20年近く経って、
結局10年というのは通過点でしかなかったけど、
お店にとっての10年は、またひと味違う感慨深さがあるのではないかな、と思う。

この10年で音楽業界はとても変わったように思う。
CDというパッケージより配信や定額も主流になり、
誰でも気軽に音楽制作や音楽活動ができるようになった。
その恩恵を受けながら、
あるときはその煽りを受けながら、
SILVER WINGSも生き残ってきたお店の一つだろう。
あたしがSILVER WINGSを好んでいるのは、グランドピアノが弾けるだけではない。
古き良き時代のライブハウスの名残があるから、に尽きる。
ここ2年ほどコンスタントに出演させてもらってきて、
Cheri*という人間を知ってもらい、
それでも面倒がらずにお付き合いくださり、
10周年という大切なときに、声を掛けてくださった。
「この夜にCheri*の音楽を望んでくださった」のだと信じている。
その信頼に応えるべく、心を引き締めて、
これからも粛々と、唄を届けていこうと思いました。

セットリストは、
01.その先のために(ラフランス曲カバー)
02.羊ごっこ
03.夏の陽炎
04.縁
05.kisuiiki
en.ためいき
でした。

ナツカゲでギターの弦が切れてしまったのですが、
なぜか「ああ、もう夏が終わるんだな・・・」ってしみじみ考えてしまいました。

前夜、TOZYさんの『ミュージックバカボンドのテーマ』がリリースされ、
Cheri*はピアノとコーラスでレコーディングに参加させてもらっていたので、
この日、こういうことをしてみました。

『kisuiiki』お買い上げの方に、『ミュージックバカボンドのテーマ』をプレゼント。

Untitled

このCDは投げ銭制でお渡しということになっているので、
単純な委託販売をCheri*が勝手にやってはいけない、ということと、
もともとミュージックバカボンドというライブイベントがあったから、kisuiikiという曲が生まれ、
私の中では勝手に、A面・B面の2曲やと思っていたこともあり、
(過去に2曲入りのCDリリースというアイディアも相談したことがあったぐらいなのです)
作品として「ありたい姿」を考えた結果、この形を取らせていただきました。
『kisuiiki』のCDをすでに持ってらっしゃる方には申し訳ないと思っていたのですが、
理解を示しつつ、2枚目のkisuiikiを手にしてくださって、
『ミュージックバカボンドのテーマ』をゲットしてくださった方々、本当にありがとうございました。
kisuiikiはぜひ誰かにプレゼントしてあげてください(笑)

この日持って行ったCDは全部ひとの手に渡りました。
次の9/3(月)歌う魚でのライブにも持っていきます。

* * * * *

SILVER WINGSのグランドピアノを弾き、唄いながら見上げた照明のスポットライトを、
あたしは忘れたくないなあと思った。
あれを見ただけで泣きそうやった。

不格好でも、今日のライブができて良かった。

あたしを照らすものは、
あたしを輝かせて見せてくれるものは、
ぜんぶ、音楽のおかげだ。

音楽で涙を流せる自分はほんま幸せやなあと思わせてくれた。
音楽の神さますごい。
愛しかない。
ほんまありがとうや。

音楽と生涯添い遂げよう。

終戦の日に思うこと。

イギリスの元首相チャーチルが、
「そもそも政治家になるような人間にロクな人間はいない」的な発言してたような気がする。
さらに、
「民主主義は最悪の政治形態である。ただし、これまでに試されてきた他の政治形態を除けば。」
みたいな言葉と共に、急に思い出してる。
これ興味深いなあと思う。

ろくでもない候補者の中から、相対的にマシな人間を選ぶのが、いわゆる民主主義の選挙であり、
全然「最良ではない」けれど、皇帝制・王制・貴族制など他の政治形態よりはマシだ、という言葉だ。

ロクな候補者がいない、結果がバカバカしいとかの理由で選挙に行かないのは、
よくないよ、みんな選挙行こうね、っていうお話。

特に、女性は選挙権もらえたの、戦後だ。
まだ73年だ。

私のおばあちゃんやおじいちゃんたちが、
もぎ取ってくれた権利なのだよなって考えたら、急に実感沸いてきたりして。

終戦73年の日に思ったこと。

平和な日本であってほしいと望むこと。

高知2日目!

今回は弾丸の一泊二日旅でしたので、もう帰らないといけないのか・・・という気分。
いつもだらだらゆっくりくつろがせてもらいすぎなのかもしれませんが(笑)

ソッコー爆睡したぶん、割と早起きできたので、
午前中からもりもり、徒歩で行ける範囲内を観光しました。
晴れたり曇ったりなのに、ぽつぽつ雨が降っている、
暑いというか、ひたすら湿気の多い、そんな変な天気でしたが、
まずは行ったことのない潮江天満宮。
鏡川沿いに、いくつかの大きな鳥居を構える長い表参道。
結界という感じがあって、気持ちがすっとなる、ご由緒を感じます。
そして辿り着いた楼門に、ものすごい威厳があって、圧倒されました。
楼の真ん中のには鳥の彫刻。
孔雀?って思っていたけど、これは後に鳳凰だと知る。
左右には菅原道真と、その息子、菅原高視(土佐に居住していたらしい)が鎮座していたようです。
天満宮だからそりゃ菅原道真か。
学問の神様と言われていますが、文化芸術にも長けていたと言われているひとなので、
あたしの場合、諸芸上達祈願ですかね。

この神社で写真を撮ったはずなのだけど、スマホに1枚も保存されていなかった。
そんなわけで、写真は次に訪れた高知城。

Photo

ここで高知城の「欄間」の彫刻が展示されていたんだけど、
土佐を代表する彫刻家、島村三四郎の手によるもの、との解説があり、
そこで、先ほどの天満宮の楼門が鳳凰であったと知り、島村三四郎氏が手掛けた鳳凰だと知ったのです。
ちょっとしたセレンディピティ。

お腹がすいてしまったので、予定を前後してお昼ご飯へ!
もうここは「蔵木」のつけ麺で一択!
ここのつけ麺めっちゃ好きなんです。
高知に来ると必ず食べにいきます(笑)
いつも「味玉つけ麺」をオーダーしてたけど、今回は「特製つけ麺」で♪
やっぱ美味しかった♪

Photo

お土産を買いにいき、
中央公園でよさこいステージを遠巻きに観覧して(なぜかまた涙うるうるした)、
リベルテに戻ってまったりしていると、
高知の良き友達、矢野くんと智恵子ちゃんが遊びにきてくれました。
暑いなか、会いに来てくれて本当にありがとう。
しかもこんなお土産!!

Photo

どら焼きなのですが、変わり種も売っているお店で、
初体験の「マヨタク」!!
いや、これが面白かった!
生地の甘さと、たくあんのコリコリと塩っ気、からしマヨのまろやかさが絶妙でした。
面白すぎて、母親に食べさせたいと思い、思わず買いに行かせてもらった(笑)
そしたら「ラムネ」っていうどら焼きもありました!
これは神戸帰ってから食べたのですが、あたしこれ好き!ラムネ風味好き!

そのあとは矢野くんが持ってきたゲームで遊んだのが3種類。
これは別エントリー「ゲーム楽しす」カテゴリーで書きます。

リベルテ1階の分室は相変わらず「節操が無い」というのが褒め言葉になるほど、マニアックで楽しい。
今回は冒険家・植村直己さんの写真集を見せていただいた。
マッキンリーで消息不明になった彼は、いまも氷漬けになっているかもしれない、とのこと。
山登りの趣味は全然持ちあわせていないのだけど、
真夏に写真集の中の真っ白な雪景色を眺めて、その若かった生涯を、少しだけ想った。

帰りのバスに乗ってから、智恵子ちゃんが送ってくれたリベルテの写真。
外観をリニューアルされるということで、
次来るときは見た目だけきれいになってるよ!って大野さんが笑っていた。
そうか、この味のある外観も好きだったけど、
新しい外観なのに中に入ればアンティーク、って最強だな。

Photo

次に高知に来られるのはいつだろう。
おそらくもう来年になるだろうけど、また行こうと思う。
海沿いはまだ一度も行っていないから、次こそは桂浜とか行きたい。

この度もお世話になりました。
ありがとうございました!

よさこい真っ只中の高知へ!

そのときどきで脳内リピートしている曲は変わるけれど、
だいたい常に、頭の中で音楽が鳴っている。

寝る前に脳内リピートされていた曲が、寝て起きて朝になってもリピートされることがある。
高知に向かうバスの中で、ずっと頭の中に流れていたのが『弾き語り少年の詩』だった。

「歌が好きで、歌が嫌いで」っていう歌詞と、
「ギターが好きで、ギターが嫌いで」っていう歌詞があるけど、
あたしの場合、「ひとが好きで、ひとが嫌いで」って感じだなあと思った。
そのままの歌詞の流れでいくと、
「ひとに生かされ、ひとに助けられ」みたいになるんだろうな。
そのまんまだな。
ありがとうしかないなあ。

好きなひとと嫌いなひとに分けたら、きっと圧倒的に嫌いなひとだらけだろうなあと思う世の中で、
信頼できる、信頼してくれる、そんなひとに出会えるのは奇跡みたいだ。
偶然が重なり合って、いつしか必然を感じるようになって、結果的に運命的な意味を持つことがある。
そんなひとに会いに行く。
しかし、ここはポンコツ街道一直線のあたしですので、
お酒抜けないまま、始発で帰ってきたひとみたいになってるグロッキーな朝。
ソルマック買って飲んだin吉野川SA。
よさこい祭り真っ只中の高知へ、行って来ます!!!

豪雨災害の復旧工事の影響と、よさこいによる交通渋滞で、
2時間近く遅れてバスが着いたら、ちょうどお昼どき。
とりあえず向かったのはやっぱりひろめ市場(笑)
ものすごい、人、人、人!!!
ものすごい熱気と、活気。
地元のひとも、観光客も、よさこいに参加している衣装を着たひとも、
ごった返していて、空いている席を見つけるのも一苦労。
土曜日に加えてよさこいだから、あたしは高知5度目にして、初めて見るかのような光景を目の当たりにしたのです。
迎え酒にて、海鮮を食す♪
本物きたーーーーーー!!!

Photo

ぶりの卵、かつおの角煮、サーモンのお寿司、マイゴ。
かつおのたたきは撮るの忘れました。
どろめも美味しかった!
高知に来るとご飯も美味しいし、お酒飲んじゃうから、必ず太って帰ることに(笑)

腹ごしらえをしてからアーケードでよさこい観覧。
よさこいちょーーーーーーーー感動した!!!
めっちゃすごかった!!!
ちょーかっこいいハイパー盆踊りだった!!!
音楽もダンスもチームによって全然違うし、めっちゃかっこよかった!
伝統的な民謡っぽさが強いチームや、サンバっぽい衣装に音楽のチーム、
沖縄のエイサーみたいな衣装のチーム、ちびっ子も頑張っているし、
共通点は必ずみんな「鳴子(なるこ)」を持って踊っている、というところ。
全国各地から参加しているし、こんなによさこい人口が多いなんて、まったく知らない世界だった!!
大音量の振動が身体に響き、
マンパワーに圧倒されて、
感動と驚愕で、身体の反応がついていかなくて、
涙ぽろぽろ出てくるぐらいすごかった!!

ほんの一部ですが、スマホ撮影したものをInstagramにアップしたので、
ここでも貼り付けておきます。
チームの後方で振り旗している男性方もかっこよすぎた!!
こんなん惚れてまうやろーーーーー!!

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

今回はプライベートでよさこい観覧のために高知に行ったので、
特別に有料の桟敷席で、ぜいたくにたっぷりと楽しむことができました。

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

チームを先導するトラック(地方車、じがたしゃと読むらしい)も様々な趣向が凝らされていて、まるで和風エレクトリカルパレードです。
やぐらになっていて、チームカラーというか、シンボルというか、
飾り付けられたトラックに、スピーカーが搭載されていて、
バンドが生演奏していたり、生で歌唱していたり、威勢の良い掛け声でチームの士気を盛り上げたり、
どれも見ていて全然飽きなかった。
こんなんとか、こんなんとか、こんなんとか、

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

トイレに立ったついでに、ひろめ市場のお土産もの屋さんで、
「おのぼりさん日本代表としては、いや、ミュージシャンとしては、ここは鳴子という楽器を買わねばなるまい!カスタネット代わりにしよう!」
と思って、どれがいいかなーと探していたら、
見つけてしまったーーーーーーーーーーーーー(笑)

Cheri*さん(@cheripanda)がシェアした投稿

お風呂に入ってお布団に入ったら、ソッコー爆睡してました。
友だちも連れて一緒に一泊二日の旅だというのに何も気を遣わず、申し訳なかった(笑)

私がここから踏み出すその一歩

歌う魚、たくさんの方々に聴いていただけて、嬉しかったです。
ありがとうございましたーーーー!!!

武元さおりちゃん企画でした。
やっと出演できましたが、イベント4回目にして最高にわちゃわちゃした日だったようで、
あたしは、自分も知らない間に大人になったのだと(単純に歳を重ねたという意味で)実感する一日でした。

ひとを楽しませる音楽は、たくさんあるなあと思う。
笑わせるトーク、魅せるパフォーマンス、共感させる言葉、何かを思い出させる深み、
絶妙なバランスで、音楽が、ライブが、成り立っていることを、改めて知る。
それら全部で、ひとが救われたり、元気をもらって帰ってくださったりするのだな。
少なくとも、自分はそうだ。

四者四様のステージだからこそ、空気が四通りに変わるのを感じる。

板の上にいるとき、もちろん一所懸命に発信するけれど、皆さんの表情を一身に受け止めることでもあるので、
この命を使って作っているものに対して、
その命を使って受け取ってくださっていることを、実感する。

聴くひとの聴くちからを信じるというのは、
そのひとの人生の重さを信頼することであり、
そのひとが持つ言葉の重さを試していることでもあったりするんだろうなあ。

聴いてくれた、という意味ではなくて、
Cheri*の音楽と出会ってくださった方に、
最後まで届けられるように、
あたしはCheri*の音楽を粛々とやり続けようと思いました。

セットリストは、
01.羊ごっこ
02.夏の陽炎
03.その先のために(ラフランス曲カバー)
04.kisuiiki
05.ためいき
でした。

歌う魚の天かすおにぎり、あたしは少し薄めの味付けにしてもらってます。美味しいよ♪ 歌う魚、オープンしました! 楽しもーう!

歌う魚の天かすおにぎり、あたしは少し薄めの味付けにしてもらってます。

ごちそうさまでした。

美味しかったです。