カンパーニュ・ライブ

春のカンパーニュ・ライブ、来てくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました!!
1/31に開催したパンデミック・ライブ以来、たっぷり唄わせていただきました。
ライブ日程が決まったときは時短営業の要請があったので、前回より早めの開場・開演でした。
なので、「あれ?おやつ?」というくらい、早い時間のディナーとなりました。
明石市の時短営業要請は終わっていたようなので、お酒の提供も時間の制限は無かったようです。
それがなんとなく不思議な感じでした。
神戸市は月末まで時短営業が続くのですが、神戸のすぐ隣りでは町のルールが違う。
でも車で来てらっしゃる方も多かったので、お酒を飲まない方がほとんどでした。

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私も車で行ってて、ライブが終わってからお酒が飲めなかったのですが、
ライブの前後はあまり食べられなくなっちゃうので、美味しそうなディナーもやっぱり食べられず。。。
ぐぬぬぬ。。。
これはライブと関係なく、ご飯だけ食べに行くフラグだな。。。
あーーー、めっちゃ美味しそうーーーーー!!!

セットリストは、
<前半>
01.風に想いを
02.縁
03.砂時計
04.ためいき
05.居場所
06.朱い花の糸
07.流星群
08.With
<後半>
09.ルナ
10.Tomorrow is another day
11.桜坂(槇原敬之曲カバー)
12.その先のために(ラフランス曲カバー)
13.氷雨
14.サイレントブルー
15.下弦の月
16.kisuiiki
en.夏の陽炎
でした。

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車が跳ねていく雨音を聴きながら、しっとりした気分で唄った気がします。

なんだかいつもより、ずっとずっと、自己満足なセットリストだったかもしれません。

いつもだったらお決まりのように話す「曲振りのMC」も、なんとなく野暮ったいと思ったから、
今日はやらなくていいや、と思って、説明することを極力避けて唄いました。
自分の中では、それを唄いたかった理由も、ストーリーの流れもあったのですが、
でも、それで良かったです。
曲を選ぶときに、
誰のためにだとか、この曲は必ず唄ったほうがいいとか、余計なことを考えなかった分、
逆にあまり何にも考えてないような気分に陥る、というのも不思議な錯覚。
自分のために唄ったというか、
本当は、どこまでも、それで良くて、
誰にも気を遣う必要なんてなかったのに、
えーと、あれ?、あたしは今まで何を考えてたんだろうと、はたと思う気持ちもなんだか新鮮でした。
今までも、ずっと、嘘はついていなかったのに、
実に久しぶりな気分でした。

無意識に、
そして意図的に、
あたしは長い間ずっと、二重に生きているのだと思うのです。
「ほんとうの自分」なんてここにあってここに無いし、
でも音楽で自分の存在を確かめている矛盾と、その実、結局あたしは何も悟っていない圧倒的な現実。
これって俗に言う中二病だとは思うのですが、似て非なるものとして言えば、あたしは決して自分探しなんかしていない。
「どこを探しても自分はここにしかいねぇよ」としか思っていない。
この自分が自分じゃない感覚と、自分が自分を切り離して自分じゃないものを作った感覚は、
20年前からこうだったなと思うのは、この20年間の話じゃなくて、Cheri*はそもそも結果でしかなかったとも言える。

一筆書きの人生の中で、Cheri*はときどき並列に点描をしている。